第60回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会 『薬学から臨床への躍動－地域に根差した愛ある医療を－』 大会長　　浅川 隆重 （愛媛県病院薬剤師会　会長・済生会西条病院）

　「第60回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会」を2021年10月23日（土）、24日（日）の両日、愛媛県民文化会館にてハイブリット開催する運びとなりました。
　本学術大会は、全国でも唯一、薬学・薬剤師会・病院薬剤師会の３団体合同の学術大会です。この薬・薬・薬連携の基本は、第46回の高知大会に始まり、「臨床実習の充実」、「地域偏在の解消」、「病院完結型の医療から地域完結型医療体制への変換」等が必要とされる現在も理想的な学術大会として引き継がれています。これらの歴史を踏まえ、今年度のメインテーマは、『薬学から臨床への躍動－地域に根差した愛ある医療を－』としました。本大会では、各団体の会員が相互に交流し、様々な研究発表や情報交換が展開されることを期待します。また、今回は２年ぶりの現地開催ということもあり、特に若手の薬剤師、大学院生や薬学生の方々にも学術大会の雰囲気と発表の場を提供できたらと鋭意準備しております。
　開催にあたり、コロナ禍の影響等を考慮し、市民公開講座と連絡協議会（懇親会）は、残念ながら中止としました。
　開催地松山は、ご存じのように日本最古の温泉である道後温泉があります。今年度のポスターは、道後温泉本館と温泉を最初に見つけたと言われている白鷺を描きました。正岡子規や夏目漱石が利用した道後の湯に浸かっていただき、日頃の疲れを癒していただけたらと考えております。より多くの皆様のお越しを心からお待ちしております。