第43回中部日本手外科学会
第13回中部日本ハンドセラピィ研究会
第13回中部日本ハンドセラピィ研究会
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会長ごあいさつ
第43回中部日本手外科学会
会長  西田 圭一郎

岡山大学学術研究院 医療開発領域 運動器疼痛センター
 この度、2026年1月24日(土)に第43回中部日本手外科学会を岡山市の岡山コンベンションセンターにおいて開催させていただくことを大変光栄に存じます。
 本会は中部エリアにおける、手及び上肢に関する疾病・傷害を対象とした外科の進歩・発展を図ることを目的に昭和59年に広島大学の津下健哉先生が第1回の研究会として開催されました。岡山市での開催は同門の橋詰博行先生が第22回を平成17年にご担当されて以来、21年ぶりの開催となります。
 本会では、メインテーマを「轍」といたしました。「轍」という言葉には、通り過ぎた車輪の跡、また筋道・先例という意味があります。昨年の第42 回大会のテーマである原点に回帰した時、これまで先人たちが長い時間をかけ積み重ねてきた道のりが轍として見えています。最適な治療に向けての道筋を教える轍もあれば、決して踏んではいけない轍も残されています。はるか未来に続く轍もあるでしょう。私達は、轍から学び、さらにはその教訓をもとに未来にどのような轍を残していけばいいのか、そのようなことを考える場になれば、という想いを込めて本テーマといたしました。私の轍講演では、笠岡第一病院院長の橋詰博行先生に「轍をこえて~手外科の失敗談」と題して貴重なご講演をいただきます。スポンサード・エキスパートセミナー「上肢の関節拘縮に対する治療」では手指PIP 関節、肘関節についてそれぞれ奈良県立医大 面川庄平先生、JCHO 大阪病院 島田 幸造先生にご講演いただきます。また、「外傷性PIP 関節損傷の治療」、「手指変形性関節症治療のトピックス」の2つのシンポジウムを企画し、最新の治療体系と考え方についてご講演いただきます。いずれのご講演も大変興味深い内容をお話しいただく予定です。
 轍セミナー1「整形外科手術の感染予防」では溝の口整形外科 山田浩司先生に「国際コンセンサス2025の概要と最新のSSI 対策」、岡山済生会総合病院 整形外科 楢﨑慎二先生に「手・上肢外科領域におけるSSI 予防の実際」のご講演を、轍セミナー2では八尾市民病院の岡本道雄先生に「手指腱鞘炎の治療―エクオールの使用経験を中心にー 」と題してご講演を賜ります。
 また今回は53題とたくさんの演題をいただきました。会員の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
 また、例年通り第13回中部日本ハンドセラピィ研究会との合同開催となりますが、今回は代表の原田康江先生とも協議の上、全参加者が集う合同シンポジウムを開催することとし、テーマは「屈筋腱損傷」といたしました。手外科の古くからのテーマであり、手外科専門医が治療を行うべき領域の一つであることはいうまでもありませんが、依然として癒着や再断裂といった治療困難例が存在します。こういった症例も含めて、いかにして安全で円滑なハンドセラピィを行い、治療成績を高めていくかについて討論していただきます。
 本会が上記テーマを実現し、より多くの皆様にご参加いただき、活発な討議をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。