第56回中国・四国整形外科学会
ごあいさつ
第56回中国・四国整形外科学会
会長 石川 正和

香川大学医学部 整形外科学 教授
 この度、2023年12月9日(土)、10日(日)に、香川県社会福祉総合センターにて第56回中国・四国整形外科学会を開催させていただく運びとなりました。着任して間もない時期にこのような機会を与えて頂き、深く感謝しますとともに、大変光栄に存じます。
 香川大学が本学会を開催させて頂くのは、第8回吉峰泰夫会長、第17回上野良三会長、第27、37回乗松尋道会長、第46回山本哲司会長に続いて6回目となります。コロナ禍に翻弄されてはいますが新しい生活様式が浸透し、学会も以前のように現地開催が中心となってきております。季節としては少し不安な時期の開催にはなりますが、現地開催を目指して鋭意準備を進めて参ります。
 川崎医科大学の三谷会長が開催された前学会のテーマは「この学会の存在意義を問う」でした。これまでに何度も述べられているように本学会は中国・四国地区の若手整形外科医の登竜門でありますし、後進育成に必要な地方学会の一つであるのは明らかであると改めて感じました。私自身の初めての学会発表も第31回の山本博司会長が高知市で開催された本学会でした。また、本学会は、若手だけでなく、指導する側にも必要な学会なのではないかと考えております。本会で講演を聴く立場ではなく、講師として若手医師にメッセージを届ける立場を経験する場としても非常に重要な立ち位置を持っていると思います。
 本学会のテーマは『小さな声に耳を傾ける』とさせていただきました。とかく、自分が苦労した過去は容易に語られる傾向にあります。若手医師の学術的メッセージを産む苦しみと試行錯誤を温かく見守り、導くという意味を込めております。また、大事なことは初め小さな声で語られることが多く、地方から一つでも世界に発信できるような新しい発見、そしてそれを見つけ出すことができる人材の発掘につながればという思いも込めさせて頂きました。
 本学会では若手整形外科医が臆することなく、見つけた学術的メッセージを発表し、議論するとともに、未来につながる新しいエビデンスやコンセプトを共有できる会にしたいと思っております。12月のお忙しい時期の開催にはなりますが、多くの皆様にご参加いただき実り多い学会になりますよう、教室員一同心より香川でお待ち申し上げております。
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