第57回中国・四国整形外科学会
ごあいさつ
第57回中国・四国整形外科学会
会長 安達 伸生
広島大学大学院整形外科学教授

 第57回中国・四国整形外科学会を2024年11月23日(土)、24日(日)に広島県医師会館にて開催させていただきます。広島大学整形外科にとって大変名誉なことと存じております。広島での開催は第9回、第18回(津下健哉会長)、第28回(生田義和会長)、第38回、第47回(越智光夫会長)に続き6回目になります。長らく私たちの生活を制限してきたCOVID-19もようやく落ち着き、学会や講演会活動のほとんどは対面での開催となっております。第57回本学会も対面として、face-to-faceでのディスカッションで議論を深めて頂きたいと思います。本学会の伝統を守りつつ、実り多い学会となるよう広島大学整形外科学教室および同門会を挙げて今後も準備を進めてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
 今回の学会テーマは、「希(のぞむ)-無限の可能性と未来-」と致しました。「希」には、いくつかの意味があります。一つは「のぞみ、願い」であり、また「まれである」という意味もあります。「のぞみ」は「希望や期待」につながる言葉であり、また「まれである」ことは「貴重な存在」に通じる言葉です。まさに、無限の可能性を持ち、前途洋々と未来に大きく羽ばたこうとする若手整形外科医師に向けた言葉です。皆様ご存じのように中国・四国整形外科学会は、長年若手整形外科医の学会発表の登竜門としての役割を果たしてきました。多くの学会が存在し、学会の統合や再編が議論されている中、第55回会長の三谷茂先生は学会テーマを「この学会の存在意義を問う」とされ、一石を投じられました。確かに本学会は地域の整形外科研究会と西日本あるいは全国規模の学会、専門領域の学会の間に存在し、「その存在意義」は大変重要な問題であります。私自身は中国・四国地区の整形外科は以前よりお互いの交流も多く、卒業年にかかわらずお互いの顔の見える絶妙な規模ではないかと感じております。一方、今後のさらなる学会の発展のためには、会員一同が今一度結束し協力していくことも必要です。今回の学会運営ではアカデミックな学会発表はもとより、会員相互の建設的な意思疎通により、今後の学会の方向性がより明らかとなるようなプログラムを組みたいと考えております。より多くの演題登録、学会へのご参加をお待ちしております。

 広島には大鳥居で知られる「厳島神社」と広島の平和の象徴である「原爆ドーム」が世界遺産として登録されており、COVID-19の終息とともに国内外より多くの観光客が訪れています。広島は地形的にも海の幸、山の幸に恵まれ、さまざまな料理を楽しむことができ、日本三大酒処として地酒も豊富です。学会とともに秋の広島を楽しんでいただければ幸いです。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
主催事務局
広島大学 大学院医系科学研究科 整形外科学
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