第52回日本股関節学会学術集会 The 52nd Annual Meeting of the Japanese Hip Society52ndAnnual Meeting Of The Japanese Hip Society
会長挨拶
第52回日本股関節学会学術集会
会長  坂井 孝司
山口大学大学院医学系研究科 整形外科学 教授
 このたび、第52回日本股関節学会学術集会を山口県で初めて開催させていただきますことを、大変光栄に存じております。2025年(令和7年)10月24日(金) 25日(土)の2日間にわたり、山口県下関市の海峡メッセ下関・下関市生涯学習プラザで開催させていただきます。昨年、川崎医科大学三谷茂教授が主催され、2年続けての中国地方での開催となります。山口までお越しいただくにあたり、交通宿泊事情に関してご不便をおかけするかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。
 今回の学会のテーマは、吉田松陰先生ゆかりのお言葉から、「尋思推究」とさせていただきました。一つの物事からその本質を推しはかり、関連する周りへ広げていくという意味です。個々の症例の病態や治療について深く考え、多くの症例や事例を通してその妥当性を検証すべく、活発な議論がなされる学会となればと願っております。
 特別講演として、日本股関節学会理事長 菅野伸彦先生に、股関節外科のこれまでの歩みと将来展望についてご講演をいただきます。また招待講演として、国際骨循環骨壊死学会(ARCO) PresidentのStuart B. Goodman教授と、Texas Scottish Rite Hospital for ChildrenのHarry Kim教授に骨壊死に関するご講演をいただきます。またKorean Hip Societyからお二人の先生をお招きしてご講演を賜ります。
 下関は幾重にも日本史の舞台となった町で、古くは壇之浦の源平合戦、高杉晋作を始めとする幕末の志士たちの活躍の場、そして日清戦争の講和条約が結ばれた場所でもあります。北九州の門司、小倉からも在来線でアクセスがよい場所です。また車で少し足をのばせば、角島大橋や萩の世界遺産などの観光名所も多くございます。どうか多くの皆様に下関の地へお越しいただき、より実りある学会とさせていただけますよう、山口大学整形外科学教室及び同門会一同、鋭意準備に努力して参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。
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