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第118回日本循環器学会 中国・四国合同地方会 会長
堀井 泰浩
香川大学 医学部 心臓血管外科
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日本循環器学会中国四国合同地方会が、昨年第116回は中止せざるを得なくなり、本年第118回は、二回分の合同地方会として、6月に開催することになります。すなわち、第116回鳥取赤十字病院荻野和秀先生と私で共同主催となり、第116回に企画準備されていた教育講演および特別企画シンポジウムを、第118回の教育講演およびダイバーシティー企画とともに予定しています。
2年分を取り返すべく、高松駅前の開催で準備を進め、せめてもハイブリッド型の開催を画策しておりましたが、コロナ禍は止まることを知らず、さらに患者数の増加を受けて、残念ながらオンラインでの開催となります。
医療の基本は、机上での論議ではなく、患者さんと対面で接することにあり、学会の意義も、一つ所に集って議論することであると考えていましたが、昨今の状況からはそうも言っておられず、ウェッブ会議を充実させる以外になさそうです。直接会って対面で質疑する意義が薄れはしませんが、対面でなければ議論できない訳もなく、むしろ発表をゆっくりと確認することで、議論が深まる可能性もあり、学会の形も変化せざるを得ないようです。
では、スクリーン越しにはなりますが、第116回と第118回合同での日本循環器学会中国四国地方会で、みなさまにお会いすることを楽しみにしております。