第3回日本フットケア・足病医学会中国四国地方会学術集会　会長　 森景　則保 山口大学大学院医学系研究科　器官病態外科（第一外科）血管外科

　この度、第3回日本フットケア・足病医学会中国四国地方会学術集会を2021年9月4日に開催させていただくことになりました。本学術集会を開催するにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
　2019年7月に日本下肢救済・足病学会と日本フットケア学会が統合され、その直後の9月に第1回の中国四国地方会学術集会が浜崎尚文会長のもと倉吉市で開催されました。昨年は新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、多くの学会が延期や開催形態の変更を余儀なくされました。その渦中で第2回を短期間の延期の後にWeb開催へ変更され、公文義雄会長のご尽力のもとに盛会裏に収められました。この度は前学会を通しても山口県で初めての開催となり、大変光栄に思っております。
　当初は山口市のJR新山口駅に隣接する新山口YICスタジオでの開催を予定し、是非とも皆様に山口へお越しいただいての現地開催を願っておりました。開催時にはご参加予定の大半の方がワクチン接種を済まされていると推測されますが、新型コロナウィルスの感染状況は予断を許さないところであります。医療現場の緊張が続いている可能性もございます。従いまして、各施設でのご心配・ご負担を減らすため、現地開催を断念し完全Web開催に変更させていただきました。開催形式を変更させていただきましたことを深くお詫び申し上げます。
　足病に携わる多職種の方に、ご施設やご自宅から安全かつお気軽にご参加していただき、フットケア、予防、診断、治療、教育、研究および技術の向上の熱い議論が交わされることを期待しております。
　最後に、新型コロナウィルス感染症の診療に当たっておられる医療関係者の皆様のご検討に心から敬意を申し上げます。