第7回日本フットケア・足病医学会 中国四国地方会学術集会 会長　　池野屋　慎太郎 松江赤十字病院　形成外科

　この度、第7回日本フットケア・足病学会中国四国地方会を主催する松江赤十字病院形成外科の池野屋慎太郎と申します。本会は2016年に田中嘉雄先生が第1回日本下肢救済・足病学会中国四国地方会を高松で開催されてから、ちょうど10年目となりました。そのような節目の会を松江で開催できることを大変光栄に思います。一方、島根県は学会員数やフットケア指導士が全国的に見ても少ないという現状があります。県内各地域でそれぞれが頑張っているとは思いますが、フットケアや足病治療にはチーム医療が欠かせません。多くの職種の方々に関わっていただくことが重要であり、すそ野を広げていく必要があると感じています。そのような状況の中、松江でこの会を主催できる機会を得ました。特にテーマは設定しておりませんので、参加される方それぞれが自分のテーマを持って集い、同じような悩みを共感し合える仲間を増やしていただければと思います。そのために、中四国のフットケア・足病治療に関わる多くの先生方にぜひ参加いただきたいと考えており、参加いただける学会を目指して準備を進めてまいります。学会開催の頃にはNHKの朝ドラ「ばけばけ」も始まっていると思われます。学会場である島根県民会館は松江城の近くで、「ばけばけ」の主人公である小泉セツと小泉八雲が暮らした旧居や小泉八雲記念館も徒歩圏内です。学会参加のあとは、松江市内で「ばけばけ」の雰囲気に浸ってみるのはいかがでしょうか。多くの先生方のご参加を心よりお待ち申し上げております。