| 第38回日本バイオセラピィ学会学術集会総会 会長 永野 浩昭 山口大学大学院医学系研究科 消化器・腫瘍外科学講座 教授 |
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2025年11月6日(木)・7日(金)、第38回日本バイオセラピィ学会学術集会総会を山口県山口市のKDDI 維新ホールにて開催させていただくことになりました。本学術集会を山口大学が主催させていただくのは、2005年に岡正朗先生(消化器・腫瘍外科学講座 前教授)が第18回を開催されて以来、2回目となります。歴史と伝統あるバイオセラピィ学会学術集会総会を担当させていただくのは大変光栄なことであり、会員の皆様にとって実りある学術集会となるよう準備させていただきたいと考えています。
さて、本学術集会の使命は、「癌征服へ寄与する研究を発展させるため学術集会を通じて情報交換をはかり、がんとがん関連疾患に対する生物学的治療に貢献すること」にあります。
外科医である私にとって消化器癌治療におけるこのような考え方は、臨床医として癌治療を進める上で腫瘍学に対する知識や見解を深めることの重要性を強く意識づけられるとともに、「癌そのものの本質に少しでも近づかないと、治療成果は決して上がらない」事実との対峙でもありました。このことは、診断・治療を共に行う内科や放射線科の先生たちだけではなく、病理学はじめ基礎医学の先生たちのご指導とご協力がないと真のがん治療に迫ることに困難性を実感し、この点において本学会は、ある意味大切な学びの場でありました。そして、腫瘍学は常に学問的課題を与えてくれるとともに、その解決のためにはいつも分野の異なる医学者との相互関係を築くことが不可欠でした。そこで今回の学術集会のテーマは、そんな自分自身の経験と想いを込めて、「つどい、まなぶ(集い、学ぶ)」といたしました。
さて、山口県は本州の西部に位置し、日本海、関門海峡、瀬戸内海に面しているエリアです。「巌流島」や「壇ノ浦」など歴史の大舞台でもあり、明治維新のゆかりの地でもあり西の京都としても有名です。また、新鮮な海産物がリーズナブルに食べられる街でもあります。自然と文化に恵まれた歴史のまち山口。教室員、同門会員、一同、山口でお待ちしております。会員の皆様には、是非多くの演題を応募して頂くとともに、一人でも多くのご参加をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。