一般社団法人日本胎児心臓病学会第29回学術集会
会長挨拶
吉松 淳
国立循環器病研究センター
産婦人科部 部長

この度、一般社団法人日本胎児心臓病学会第29回学術集会を2023年2月24日(金)・25日(土)の2日間、大阪市オービックホールにおいて本学術集会を開催させていただくことになりました国立循環器病研究センター産婦人科の吉松淳です。学術集会長として、また、本学会の理事長として参加された皆様に満足していただける学術集会になるよう鋭意準備中です。昨今のCOVID-19感染状況および医学会開催の状況を鑑みまして、ハイブリッド開催(全プログラム現地開催+後日オンデマンド配信)にて開催させていただく予定でございます。

さて、第29回学術集会では”Future comes soon enough”、すぐそこにある未来、そしてそれはすぐに現実となる、ということをテーマとしました。AIをはじめとした技術の進歩は時として独りよがりになります。駆け足で進んでいく技術を求めているのは我々医療者ではなく、実は患者さんたちであるという、当たり前の事実を見つめ直す機会となる会としたいと思います。

シンポジウムのタイトルは「胎児心臓の形、力、リズム」としました。「胎児心臓の形、力、リズム」をそれぞれの専門家とともに解き明かしていこうと考えています。また、さらに興味深く、学びにつながる多くの企画を考えており、ぜひ胎児心臓を一緒に考えていきたいと思っています。胎児は人生のepisode 0です。そこに関わる全ての皆様と大阪でお会いすることを心から楽しみにしています。

亀井 良政
埼玉医科大学
産婦人科 教授

 この度、第29回日本胎児心臓病学会学術集会の共同会長を国立循環器病研究センター産婦人科の吉松淳部長とともに務めさせて頂くことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
 小職が担当させていただいた2020年03月の第26回の本学術集会は、COVID-19の感染拡大に伴う政府の大規模集会開催自粛の要請もあり、残念ながら中止となりました。過日、本学術集会の共同会長の吉松先生から、上記経過を踏まえて本学術集会の共同会長に、とわざわざお招きを頂きまして、今回お引き受けすることといたしました。吉松先生は本学会の新理事長あるいは世界周産期学会の要職をお勤めになり、非常にご多忙と伺っておりますので、小職も本学術集会の成功のために陰ながらお手伝いさせていただきたく思います。
 当初は小さな懇親会の様な形で始まった研究会も、四半世紀以上を経て今では一般社団法人化され、産科医と小児循環器科医、さらには看護職や臨床検査技師も交えて益々活性化されると思います。この場をお借りしまして、里見先生をはじめ諸先輩の先生方に深く感謝申し上げます。
 会場のある大阪御堂筋は、大阪でも一、二を争う繁華街で交通のアクセスも非常に便利な場所です。胎児と家族の将来のためにどのようなことができるのか、皆さんとともに活発な議論の場としていただきたいと思います。どうぞ皆さまお誘いあわせでのご参加をお願い申し上げます。

 今後とも、どうぞ日本胎児心臓病学会の更なる発展のために、会員の皆様のご協力をお願いいたします。
主催事務局 国立循環器病研究センター 産婦人科部
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