第120回日本消化器病学会中国支部例会 会長　高下 成明 島根県立中央病院　医療技術局長（消化器科）

　このたび第120回日本消化器病学会中国支部例会の会長を拝命し、2023年11月18日から19日にくにびきメッセにて対面方式で現地開催をいたします。例年通り第131回日本消化器内視鏡学会中国支部例会（会長　串山義則　先生：松江赤十字病院消化器内科部長）と合同開催いたします。伝統ある本支部例会をお与えいただいた中国支部支部長　磯本　一教授ならびに関係の先生方各位に深謝を申し上げます。
　私は、1995年に現在の島根県立中央病院に勤務し、現在に至るまで肝臓領域を中心に臨床に邁進してきました。
　さて、新型コロナ感染症も５類に移行したことから、本会は現地開催させていただく予定です。今回の特別講演は日本肝臓学会理事の熊本大学田中靖人教授にお願いしました。肝臓病学の楽しさを教えて頂ける最高の機会となると思います。
　ワークショップは消化器診療の先端診断と治療の新展開というテーマで幅広く、専門分野のトピックスを発表討議してもらう機会を企画しました。施設ごとの特徴や得意分野を発表、議論して頂くことで、今後の日常診療に役立ち、消化器病の更なる前進の一助になればと思います。
　教育講演は最終日の午後に現地開催を計画しています。
　さらに、専門医セミナー、ランチョンセミナー、エキスパートセミナー、イブニングセミナーを準備し、会員の先生方が会場で退屈しない、楽しめる学会にしました。若手の先生には研修医奨励賞、専攻医奨励賞を企画しました。
　一般演題は日頃の診療や研究成果の発表をして、議論してもらう場としました。
　本会の会場となる島根県松江市には来られる機会があまりないと思います。
　この時期は観光シーズンであり、山陰には大変美味しい松葉ガニや銘酒もございます。11月には神々が集うといわれる出雲大社にも比較的近いです。
　不慣れな点もあり、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、中国地方の消化器病診療に役立てる学会にしたいと考えています。どうか多くの演題の登録とご参加をお願い申し上げます。

第131回日本消化器内視鏡学会中国支部例会 会長　串山 義則 松江赤十字病院　消化器内科

　この度、第131回日本消化器内視鏡学会中国支部例会の会長を拝命致しました松江赤十字病院消化器内科　串山義則と申します。歴史と伝統のある本学会でこのような機会を与えて頂いたことは、大変光栄なことであり、石原俊治支部長、田中信治学会理事長をはじめ中国支部の先生方に厚く御礼を申し上げます。
　本会は11月18・19日に松江市のくにびきメッセで開催を予定しており、島根県立中央病院　医療技術局長（消化器科）高下成明先生が主催されます第120回日本消化器病学会中国支部例会との合同開催です。
　遷延する新型コロナウイルス感染症により、大変なご苦労をされておられる先生も数多くいらっしゃることと存じます。これまで実臨床の先頭に立ち、対応に当たってこられた先生方のご尽力に心より敬意を表します。本学会をはじめ様々な学会がこれまでWeb開催やハイブリッド開催になって参りましたが、第8波は収束し5月8日には「5類」に引き下げられることが発表されたことより、本格的な対面での現地開催となるべく準備を進めております。
コアプログラムとして研修医奨励賞、専攻医奨励賞、一般演題部門賞、実地医家部門賞、ワークショップ部門賞を企画しております。エキスパートの先生方だけでなく多くの若手医師の発表の場としていただき、コロナ禍で参加を躊躇しておられた女性医師、実地医家の先生方にも多数のご参加・ご発表をいただければ幸甚です。また従来通り、特別講演、ランチョンセミナー、エキスパートセミナー、イブニングセミナーも予定しております。
　本会開催日は立冬も過ぎ、当地の冬の味覚の代表であるズワイガニがお楽しみいただけますし、松江城、宍道湖、出雲大社など観光にも良い時期です。外出を控えていた先生方も多いと存じますが、本会が久しぶりに現地に集い、活発に意見交換をしていただける場になればと考えております。多くの皆様の演題応募、ご参加を心よりお待ちしております。