第43回日本小児循環動態研究会 学術集会 会長 脇 研自 公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院小児科 |
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日本小児心筋疾患学会日本小児循環動態研究会 合同学術集会 第33回日本小児心筋疾患学会学術集会 会長 早渕 康信 徳島大学病院 小児科・地域小児科診療部 |
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このたび第33回日本小児心筋疾患学会学術集会を第43回日本小児循環動態研究会との合同学術集会として開催させて頂くこととなりました。このような機会を頂きまして大変光栄に存じます。皆様方のご協力をいただきながら、魅力ある学術集会となるよう精一杯努力する所存です。どうぞ多くの先生方にご参加頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
日本小児循環動態研究会は倉敷中央病院の脇研自先生が大会長を務められます。合同学術集会担当の2施設が中国四国地方であるため、瀬戸大橋をイメージしたポスターを作成し、学術集会のテーマを「Bridging the Gap between Research and Practice」として基礎的な内容と臨床実践とを繋げるような学術集会としたいと考えました。
今回で第33回を迎えました本学術集会ですが、とくに近年、小児心筋疾患、重症心不全の分野は専門性が高く、飛躍的な進歩が認められます。心筋疾患における遺伝子解析の研究からはじまり、心不全治療に対するガイドライン、小児における新規心不全治療薬の位置づけも徐々に明らかになりつつあります。二次性心筋症、全身疾患に対する酵素補充療法や小児重症心不全に対する人工心臓、心臓移植の発展も主にここ10年ほどの出来事であり、この領域の変化の早さには驚くばかりです。
この合同学術集会を、皆さんが日々情熱を持って取り組んでいる研究成果を発表する場として、さらに将来を展望する良い機会として頂ければ幸いです。