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第53回日本膵切研究会 当番会長 里井 壯平 関西医科大学 胆膵外科学講座 |
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謹啓
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび、第53回日本膵切研究会(2026年)の当番会長を拝命し、2026年8月7日(金)・8日(土)の両日、大阪府枚方市において開催させていただく運びとなりました。毎年、全国より200~300名の膵臓外科医が一堂に会し、最新の研究成果や臨床上の課題を共有・討議するこの伝統ある研究会を、関西医科大学胆膵外科学講座が担当させていただけますことは、誠に光栄に存じます。2015年の第42回担当から11年を経て、再びこの貴重な機会を賜りましたことに、役員ならびに会員各位に心より御礼申し上げます。
本研究会は、1984年6月に「PD(膵頭十二指腸切除術)懇談会」として第1回が開催され、第10回より現名称「日本膵切研究会」と改称、以来52回の歴史を積み重ねてまいりました。創設以来の目的は、“膵臓外科手術すべてに関わる手技、生理機能に関する研究を行い、その進歩を図ること” にあります。過去20年間で、周術期管理の飛躍的な進歩、低侵襲手術の普及、胆膵領域悪性腫瘍の生存率向上など、目覚ましい成果が得られてまいりました。一方で、集学的治療の発展、化学療法の長期化、高齢患者の増加などに伴い、より安全かつ確実な治療法の開発と標準化が、いよいよ喫緊の課題となっております。
今回の研究会では、膵切除に関する最新の知見や技術的課題、周術期管理の改善(KAIZEN)、さらには多職種連携のあり方まで、幅広く議論できる場を創出し、ネットワーキングの場を提供し、明日からの診療に直結する成果を生み出すことを目指します。また、これまでの伝統を重んじつつ、若手医師や他領域の専門家との交流を積極的に取り入れ、次世代を担う膵外科医の育成にも資する会とすべく、教室員一同、鋭意準備を進めてまいります。
なお、盛夏の開催となりますので、どうぞクールビズ等の軽装にてお越しください。多くの先生方のご参加とご発表を心よりお願い申し上げますとともに、本研究会が実り多きものとなりますよう、皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
謹白
2025年吉日