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日本尿路結石症学会第37回学術集会
会長 柑本 康夫
和歌山県立医科大学 泌尿器科学講座 |
このたび、日本尿路結石症学会第37回学術集会を、2027年8月27日(金)・28日(土)の2日間、和歌山城ホールにて開催させていただくこととなりました。伝統ある本学会の会長を務めさせていただきますことを、大変光栄に存じます。
本学術集会のテーマは、「内外合一 ―尿路結石診療の原点と進化―」といたしました。「内外合一」は、和歌山が生んだ医聖・華岡青洲が掲げた理念で、内科と外科を分けることなく、双方の知識と技術を融合して診療にあたるという考え方です。尿路結石診療は、内視鏡やレーザー、各種デバイスの進歩により、外科的治療が目覚ましく発展してきました。一方、尿路結石症は再発率の高い疾患であり、その成因を理解し、代謝・栄養・生活習慣などに目を向け、再発を予防することも重要です。進化を続ける外科的治療と、成因の解明から再発予防へとつながる内科的治療を融合し、尿路結石症を総合的に診ることこそ、現代における「内外合一」であると考えています。
本学会の前身である日本尿路結石症研究会の第1回学術研究会(会長:大川 順正先生)は、1990年に和歌山県白浜町で開催されました。その後、第19回学術集会(会長:原 勲先生)、そして今回の第37回と、再び和歌山で皆様をお迎えすることとなります。学会発祥の地ともいえる和歌山で尿路結石診療の「原点」を振り返り、その先にある新たな「進化」を皆様とともに考える機会にしたいと思います。
会場となる和歌山城ホールは、紀州徳川家の居城であった和歌山城を目の前に望む、歴史と緑に恵まれた場所にあります。また和歌山には、世界遺産の高野山や熊野古道をはじめとする豊かな自然と歴史、海の幸・山の幸、地酒など、多彩な魅力があります。
学術的な実りはもちろん、参加される皆様の交流が深まり、和歌山の魅力も存分に感じていただける学術集会にしたいと考えております。2027年夏、和歌山で皆様とお会いできますことを、教室員一同、心より楽しみにしております。是非、多くの先生のご参加を賜りますようお願い申し上げます。