第47回日本女性栄養・代謝学会学術集会 会長 増山 寿 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 産科・婦人科学教室 教授 |
このたび、伝統ある第47回日本女性栄養・代謝学会学術集会を担当させて頂くことになりました。大変光栄なことと存じます。私どもの教室が主催させて頂くのは、1981年(第5回)の関場香教授、1996年(第20回)の工藤尚文教授、そして2007年(第31回)の平松祐司教授以来、16年ぶり4回目となります。歴代教授が担当され教室にとっても、大学院生の頃、発表し熱い議論に参加した私にとっても、非常に思い入れの深い学会です。
我々産婦人科医のミッションは、“女性の健康を生涯に渡りサポートし、さらに健やかな次世代を育んでいくこと”です。DOHaD説を始め多くの知見が集積され、女性のライフステージに応じて様々な視点から広く栄養代謝を捉え、連携することの重要性はさらに増していることから、今回のテーマは、「多角的視点から考える女性のライフステージと栄養代謝」としました。様々な職種の人が参加し発表、討論する中から、新たな展開へと繋げることができれば、主催者にとってこれほど嬉しいことはありません。
会期は、2023年8月24日(木)から25日(金)まで、場所は、JR岡山駅隣接の岡山コンベンションセンターで開催します。「よく学び、よく遊べ」が本学会の伝統と思います。学会の合間、そして週末には、後楽園、岡山城、そして足を伸ばして倉敷、瀬戸大橋へと岡山の夏を楽しんでいただければ幸いです。
新型コロナウイルス感染症は未だ先行きが見えませんが、皆さんを岡山にお迎えできることを楽しみに、教室員一同、全力で準備を進めております。多数の演題応募と学会へご参加をお待ちしております。どうか宜しくお願い致します。