第33回日本リウマチ学会中国・四国支部学術集会
学会事務局
山口県立総合医療センター
整形外科
〒747-8511
山口県防府市大字大崎
10077番地
運営事務局
株式会社キョードープラス
〒701-0205
岡山市南区妹尾2346-1
TEL : 086-250-7681
FAX : 086-250-7682
E-mail : ra-cs33@kwcs.jp
会長挨拶
第33回日本リウマチ学会中国・四国支部学術集会
会長  田中 浩

山口県立総合医療センター副院長 山口大学医学部臨床教授

この度第33回日本リウマチ学会中国・四国支部学術集会を、2022年12月2日(金)~3日(土)の2日間、下関市の海峡メッセ下関において開催させていただくことになりました。30年以上の歴史を有する伝統ある本学術集会を山口県で開催させていただくことを光栄に存じます。

近年の関節リウマチの治療は、革命的な治療薬の進歩により大きく変貌しましたが、同時に様々な問題も浮き彫りになってきました。まだ一定数みられる治療抵抗性RAの存在、薬剤特有の合併症にたいする対処、患者の高齢化に伴う諸問題、高価な治療薬、等々が挙げられます。また日本特有の整形外科が担うリウマチ診療においても、内科との連携、整形外科リウマチ医の減少、リウマチ外科の技術の継承などの問題が懸念されます。最先端の治療薬、治療戦略が整っていても短期的にも長期的にも継続することができなければ最良な成績は期待できません。

そこで、今回のテーマを「持続可能なRA治療を目指して」としました。これらの問題について色々な角度からセミナーや演題を通して皆さんと一緒に考えてみたいと思っています。

中国・四国地区では最西端での開催となりご不便をおかけいたしますが、是非とも本学術集会へご参加されることを心よりお待ちしております。皆様にとって、これからのリウマチ診療に少しでも役立つような会となるよう準備を進めて参りますので、ご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます。