第77回西日本泌尿器科学会総会 開催にあたって 第77回西日本泌尿器科学会総会 会長 井上 啓史 高知大学医学部 泌尿器科学講座 教授 高知大学 医学部長 |
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このたび、歴史と伝統のある第77回西日本泌尿器科学会総会を、2025年11月13日(木)~16日(日)の4日間、高知県高知市の高知県立県民文化ホール、ザ クラウンパレス新阪急高知にて開催させて頂くことになりました。
本総会を、ここ南国土佐・高知の地で開催させて頂きますことは、我々の教室、同門、大学にとりまして大変栄誉であります。泌尿器科学の更なる発展に貢献できる絶好の機会をお与え頂きましたこと、西日本泌尿器科学会会員の皆様方さらには理事の皆様方に厚く御礼申し上げます。我々の講座が本総会を担当させて頂きますのは、1986年初代教授 藤田幸利先生の第38回総会、2000年第2代教授 執印太郎先生の第52回総会以来、25年ぶり3回目となります。
泌尿器科では、多種多様な人材が数多くの専門領域での高みを目指しています。その姿は、あたかも天に向かって咲き誇る色とりどりの花々のようです。また、ここ南国土佐・高知は、幕末から明治への「維新」の中心であり、坂本龍馬をはじめとして多くの勤王の志士たちの熱い想いが根付いています。そこで、本総会のテーマを、『百科繚乱~泌尿器科維新~』 とさせて頂きました。本総会が、泌尿器科学・泌尿器科医療の発展、学術交流、人材育成、社会啓発に繋がり、そして社会貢献という大きな花を咲かせることを期待し、精一杯取り組ませて頂くとともに、みなさまのご協力をお願いする次第です。
幕末の土佐勤王党3志士である坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太ゆかりの地をはじめ、坂本龍馬の銅像が太平洋を望む桂浜、江戸時代に建造された天守、本丸御殿、追手門が現存する高知城、日本最後の清流 四万十川、よさこい節で「坊さんかんざし買うを見た」と歌われた日本三大がっかり名所のはりまや橋、さらには大人のフードコート「ひろめ市場」、最近では、NHK「連続テレビ小説」 2023年度前期放送「らんまん」の舞台「牧野植物園」、2025年度前期放送「あんぱん」の舞台「やなせたかし記念館」など、観光スポットの多い高知県。総会3日目11月15日は坂本龍馬の誕生日そして命日でもあり、龍馬生誕祭が開催され街は賑わいます。この機会に、高知名物 皿鉢料理や、本場の鰹の藁焼きたたきを、淡麗辛口の土佐の地酒とともに、是非、ご賞味ください。
ここ南国土佐・高知の地で、みなさまのご参加を心よりお待ちしております!