第148回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会 第148回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会
会長挨拶
第148回中部日本整形外科災害外科学会

会長  三谷 茂

川崎医科大学 脊椎・関節整形外科学 教授
このたび、第148回中部日本整形外科災害外科学会を、2027年(令和9年)4月9日(金)・10日(土)の2日間にわたり、岡山県倉敷市の倉敷市芸文館ならびに倉敷アイビースクエアにて開催させていただくこととなり、大変光栄に存じます。川崎医科大学が本学会を担当させていただくのは、第65回渡辺良会長、第99回三河義弘会長、第131回長谷川徹会長に続き、今回で4回目となります。会員の先生方にとって意義深い学会となるよう、川崎医科大学医局ならびに同門会一同、鋭意準備を進めてまいります。
今回の学会テーマは「Reflecting on the Past to Create New Ideas」といたしました。いわゆる温故知新の理念に通じるものですが、従来の知識を基盤として新たな知見や技術を創出する意義をより強調するため、日本語では「創造的再解釈」と表現いたしました。近年、ロボット手術やナビゲーションをはじめとするCAOS技術の進歩、さらにはAIの急速な発展など、整形外科を取り巻く環境は大きく変化しています。AIは膨大なデータに基づく解析や判断を得意とする一方で、新たな課題への対応には人間の創造性や経験が不可欠です。シンギュラリティ(技術的特異点)の到来が指摘されておりますが、医療、とりわけ整形外科領域においては、なお人間の役割が重要であり続けると考えております。私たち整形外科医には、これらの新しい技術を適切に活用し、研究および臨床に還元していくことが求められています。本学会が、そのような先進的取り組みを体系的に共有する場となることを期待しております。
一方で、本学会は中部日本地区における中堅・若手整形外科医の登竜門としての役割も担っており、専門学会へとつながる研鑽の場でもあります。私自身も医師4年目の折、当時の福井医科大学にて井村先生が主催された第77回本学会で発表の機会をいただきました。数例の症例報告ではありましたが、非常に緊張したことを今でも記憶しております。その際の質疑は決して厳しいだけのものではなく、若手を育成し成長を促すという温かい視点に基づくものであり、大変ありがたく感じたことを覚えております。このように後進の育成という観点からも、本学会は極めて重要な意義を有していると考えております。
本学会のこうした意義を改めて会員一同で共有し、協力してさらなる発展と充実を図っていく必要があります。ぜひ多くの会員の先生方に倉敷の地へお越しいただき、本学会にご参加賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
主催事務局 川崎医科大学 脊椎・関節整形外科学教室 〒701-0192 倉敷市松島577
運営事務局 株式会社キョードープラス 〒700-0976 岡山市北区辰巳20-110 TEL:086-250-7681 FAX:086-250-7682 E-mail:148chubu@kwcs.jp