中国四国ライブin倉敷2024　メディカルスタッフシンポジウム開催に際し、ご挨拶を申し上げます。
　初めに能登半島地震の被災地では現在もなお避難生活を続け大変な生活を送っている方もおられると思います。皆様の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

　メディカルスタッフシンポジウムの担当責任者を務めさせていただきます、福島基弘と申します。倉敷から全国にむけ、メディカルスタッフのためになるような会を目標としてきた意志を引き継ぎ、皆様のご協力のもと本年も開催するができました。
　本会より、久しぶりの現地開催となります。現地で皆様とのディスカッションを通し、今後の臨床につながる学びと繋がりが多く得れるようなシンポジウムになればと考えています。よろしくお願いいたします。

　本会は、光藤和明先生のもと循環器に携わる多職種のメディカルスタッフが職種を超え幅広く知識を習得し、患者本位のチーム医療の向上を目指すことを目的としてきました。今回もその遺志を受け継ぎ、多様なセッションを企画しています。
　基礎から臨床に至る講演を全国でご活躍の先生方に依頼しています。恒例のライブセッションになりますが、ライブの裏側から現場にいる当院のスタッフ、コメンテーターの皆様を交えての充実したディスカッションを企画しています。また、今回より不整脈のライブも開催されるため、虚血業務のみならず、アブレーションに関する基礎的なセッションも取り入れさせていただいています。

　最後に協力いただいている演者の皆様、参加してくださる先生方に本会を代表して厚く御礼申し上げます。今後とも中国四国ライブin倉敷 メディカルスタッフシンポジウムを宜しくお願い致します。

　御多忙中とは存じますが、何卒多数の御参加を賜りたく、御案内申し上げます。

【教育セッション】　9:00-11：00　　改めて知る基礎
座長：	高井　隆吉（倉敷中央病院） 添田　信之（星総合病院）

	虚血の心電図を診る	伊藤　大佑（徳山中央病院）
	X線被曝と防護	中川　忍（倉敷中央病院）
	補助循環	赤松　俊二（滋賀県立総合病院）
	カテ室での看護の基礎知識	中村　康雄（岡本石井病院）

【メディカルスタッフ ライブセッション】　11：10-12：20
座長：	佐田野　悠（倉敷中央病院） 清水　速人（近森病院） 西原　明子（倉敷中央病院）
現地コーディネーター：	白﨑　頌人
コメンテーター：	口ノ町　俊嗣（三重ハートセンター） 一ノ瀬　良二（小倉紀念病院） 稲田　毅（岐阜ハートセンター） 大竹　陸希光（大阪警察病院） 近澤　香奈（近森病院） 湯面　真吾（済生会山口総合病院）

EVT セッション　【特別講演】　12：30-13：10 　　下肢動脈治療Update ～皆で考えるEVTの今と未来～
座長：	島　裕樹（倉敷中央病院　循環器内科） 山内　陽平（倉敷中央病院　医療技術部）
演者：	吉岡　直輝（大垣市民病院　循環器内科）

【imagingセッション】13：30-14：30　　複雑病変におけるIVUS/OCT～ドクターに伝えたい事～
座長：	佐田野　悠（倉敷中央病院） 谷岡　怜（神戸大学医学部附属病院）

	IVUS基礎	野崎　暢仁（高の原中央病院）
	複雑病変におけるIVUSで見るところ	村田　貴志（福岡輝栄会病院）
	高度石灰化病変におけるOCTで評価するポイント	平田　和也（華岡青洲紀念病院）

【シンポジウム】 14:35-15:35　　穿刺部以外の傷は作らない！！～カテーテル治療に伴う皮膚トラブルをチームで防ごう～
座長：	西原　明子（倉敷中央病院） 増井　麻佳（近森病院）

	当院カテ室における皮膚トラブル対策の現状	松村　沙耶香（近森病院）
	カテーテルアブレーションでの対極板による皮膚熱傷の事例経験から学んだこと	里　将平（小倉紀念病院）
	放射線被ばくによる皮膚障害への知識を理解し、フォローしていくためには…	石橋　徹（土谷総合病院）
	皮膚トラブル対策～技師の視点から～	白﨑　頌人（倉敷中央病院）

【不整脈セッション】 15:40-16:40　　The basics of ablation
座長：	福島　基弘（倉敷中央病院） 小室　拓也（山口大学医学部附属病院）

	アブレーション業務とトレーニング	丹生　治司（小倉紀念病院）
	不整脈の世界へようこそ ～初学者必見!3Dマッピングシステムで理解するアブレーション治療～	河藤　壮平（岡山ハートクリニック）
	ABL治療を受ける患者への看護	釜野　光義（倉敷中央病院）