第55回中国・四国整形外科学会in KURASHIKI
大会事務局
川崎医科大学
骨・関節整形外科学教室
〒701-0192
岡山県倉敷市松島577
TEL:086-462-1111
FAX:086-464-1184
運営事務局
株式会社キョードープラス
〒701-0205
岡山市南区妹尾2346-1
TEL:086-250-7681
FAX:086-250-7682
E-mail:csoa2022@wjcs.jp
ごあいさつ
第55回中国・四国整形外科学会
会長 三谷 茂

川崎医科大学 骨・関節整形外科学 教授

 このたび、第55回中国・四国整形外科学会を2022年(令和4年)11月19日(土) 20日(日)の2日間にわたり、岡山県倉敷市の倉敷アイビースクエアで開催させていただくことを大変光栄に存じます。川崎医科大学が開催させていただくのは、第24回渡辺 良会長、第34回三河義弘会長、第45回長谷川 徹会長に続いて4回目となります。予断は許さないものの、2020年からの新型コロナウィルスの猛威は、ワクチンの拡充に伴い収まりつつあります。2021年秋にはウイズコロナの時代となっており、現地での開催ができるものと期待しております。会員の先生方に意義のある学会となるよう川崎医科大学医局ならびに同門会一同準備に取り組んでいきます。
 今回の本学会のテーマは「この学会の存在意義を問う」といたしました。本学会は中国・四国地区の若手整形外科医の登竜門的な位置づけとなっており、全国学会や専門領域の学会への修練の場ともいえます。私自身も初めての学会発表は高知大学の山本先生が開催された第21回の本学会でした。数十名の参加者を前にして、足はガクガク、口はカラカラ、声は上ずっていたことが思い出されます。質問は厳しいのものではなく、教育して成長させてあげようという観点からのもので、大変ありがたいと感じました。新型コロナウィルスの影響に伴い、WEBもしくはハイブリッドでの学会開催という形態に変化してきています。そうなると、ヒリヒリとした緊張感のなかで発表する必要がないので、若手整形外科医であっても、いきなり大きな学会での発表というのが増えているのではないでしょうか。また、中国・四国地区の大学はいずれも中部日本整形外科災害外科学会に属しており、また西日本整形・災害外科学会に属している大学もあります。地域の整形外科学会に2つないしは3つ属する意義はあるのでしょうか。おりしも医師の働き方改革の大号令がかかっている昨今、研究や学会活動にも一定の配慮が求められています。
 このような状況であっても、私自身は中国・四国地区全体として後進の育成に取り組むという点で、本学会は重要でかつ必要なものと考えています。中国・四国地区の整形外科医数は東京一都より多く、大阪・兵庫二府県よりは少ない程度です。程よいコンパクトさで、縦横の関係も構築しやすい状況となっていると存じています。今後も本学会が存続し、また発展していくためには、本学会の存在意義を会員一同で再確認をし、協力して盛り上げていく必要があります。どうか多くの会員の先生方に倉敷の地に足を運んでいただき、本学会にご参加いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。