第17回日本早産学会学術集会
会長 熊澤 一真
国立病院機構岡山医療センター 産科・婦人科 |
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この度、2024年11月2日(土)に第17回日本早産学会学術集会を、倉敷市芸文館(岡山県倉敷市)において開催させていただく運びとなりました。大変、光栄なことと存じます。
本学会は早産の治療、予防とその原因解明を目的として、2002年に東京早産予防研究会として、故岡井崇昭和大学産婦人科教授を代表世話人として発足し、2014年より規模の拡大に伴い日本早産研究会へ、さらに2017年からは参加施設の全国規模への拡大に伴い日本早産学会と発展し活動しております。
直近2回(2022年、2023年)の学術集会では、tocolysisをテーマに議論がなされたのを受け、今回は、「早産の予防から産後ケアまで」をテーマとして掲げ、今一度、早産を広い視点で見つめてみたいと思っています。医師だけではなく助産師さんやコメディカルの方々の関心も集まるような企画も取り入れて、早産に関わる全てのスタッフで早産について考えることで、早産における最重要課題である児の予後の改善へと結びつけられればと考えています。
本学術集会を実りあるものにしようと準備を進めています。多くの皆様方のご参加をお待ち申し上げます。