第70回日本職業·災害医学会学術大会
会長ご挨拶
第70回日本職業・災害医学会学術大会
会長 野見山 哲生

信州大学医学部衛生学公衆衛生学教室 教授
 第70回日本職業・災害医学会学術大会のHPを開設するにあたり、会長として一言ご挨拶させていただきます。2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、第68回、69回学術大会がそれぞれ誌上開催、Web開催となりました。運営に携わった先生方、参加する皆様にとって、発表の機会、Webでのディスカッションの機会は維持し、とり得る最善の方法であったと思います。第70回学術大会は、現地での対面開催を模索し準備を進め、学会の場でこそ実現できる、討論や親交が交わす機会を設けることができるよう準備を進めて参りたいと思います。
 感染状況等が許せば、第70回学術大会は、2022年11月5日(土)・6日(日)、長野県松本市(まつもと市民芸術館、梅風閣)において開催させていただきたいと思います。万が一感染が拡大したりし、医療者である参加者が現地に集まれない場合でも、Webを用いた大会開催も行えるよう、併せて準備を進めて参りたいと思います。
 さて、今回は第70回の節目にあたる学術大会でもあり、改めて労働者や職場を支えようとしてきた職業・災害医学という視点でアレンジしようと考え、「労働者・職場を支える職業・災害医学」を主テーマとしました。多くの参加者の皆様が学びの場とできるよう、特別講演、シンポジウムを企画する予定です。また、各参加者が進めてきた研究や実践を発表する一般演題、ポスター演題も、活発な議論の場として頂けるよう、一人でも多くの皆様のご参加をお願いいたします。
 厳しい状況を脱し、長野県松本の地で、多くの会員の皆様と共に、職業・災害医学を発展させる学術集会を開催できればと考えております。
 皆様の参加を心よりお待ち申し上げております。