第43回日本運動器移植・再生医学研究会
会長 尾﨑 敏文
岡山大学学術研究院医歯薬学域 整形外科学分野 教授 |
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この度、2024年(令和6年)11月30日(土)に、岡山大学鹿田会館にて第43回日本運動器移植・再生医学研究会を開催させていただきます。伝統ある本研究会を私ども岡山大学が担当させていただけますことを大変光栄に存じております。このような機会を与えていただきました幹事の皆様や会員の皆様に深く感謝いたします。本学では2004年に井上一名誉教授が担当させていただきましたので、20年ぶりの開催となります。
現在我が国は超高齢社会を迎え、人生100年時代という言葉もよく用いられるようになりました。そのような状況下、運動器医療では健康寿命の延伸のために克服すべき問題として、ロコモティブシンドロームがあります。近年は整形外科領域では再生医療の研究、そしてそれらを基盤としたトランスレーショナルリサーチが大きく進歩してきております。そのような研究の発表の場として、本研究会は大変重要なものと感じております。
本研究会は、1980年に骨・軟部移植研究会として始まりました。そして時代の変遷とともに何度か名称の変更があり、2001年に日本運動器移植・再生医学研究会という現在の名称となりました。今回のテーマは「運動器医療 ‐未来への橋渡し‐」とさせていただきました。運動器の移植と再生の双方を議論する本研究会が、未来への橋渡しとして実り多いものとなることを祈念いたしております。皆様のご協力を何卒よろしくお願いいたします。