第36回中国・四国ストーマリハビリテーション研究会/
第59回岡山ストーマリハビリテーション研究会
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会長挨拶
第36回中国・四国ストーマリハビリテーション研究会
第59回岡山ストーマリハビリテーション研究会
会長 藤原 俊義
岡山大学学術研究院医歯薬学域 消化器外科学 教授

 この度、第36回中国・四国ストーマリハビリテーション研究会および第59回岡山ストーマリハビリテーション研究会を、2023年6月10日(土)に岡山コンベンションセンターにて合同で開催させていただくこととなりました。社会的に重要性が増している歴史ある研究会を担当させていただきますことを大変光栄に存じますとともに、関係の皆様に心より感謝申し上げます。多くの会員の皆様に満足いただけるよう鋭意準備に努めてまいります。

 日本も高齢化社会を迎え、ストーマケアに関する課題も多様化してきており、医師、皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCナース)はじめ、多くのメディカルスタッフの皆様の細やかな連携が必要となってきています。特に、緊急時などに迅速にかつ的確に対応し、ストーマ保有者の方々に安心して過ごしていただくためには、日頃から装具メーカーの方々も含めて情報共有できる体制を整備しておくべきであります。私たちは、2011年の東日本大震災時に岡山県内のストーマ保有者への対応が混乱したことから、2016年から「岡山県ストーマ保有者災害対策研究会」を立ち上げて活動してまいりました。そこで、今回のテーマを「地域が紡ぐ安心のストーマケア」とさせていただきました。日常から災害時まで、どのような時でも柔軟に対応できるストーマケアについて、それぞれのご施設の経験をもとに、活発にディスカッションいただきたいと思っております。特別講演には、岡山済生会訪問看護ステーションの道仙道子先生、岡山訪問看護ステーション看護協会の菅崎仁美先生をお招きし、さらに世界的に災害支援を積極的に行っておられる特定非営利活動法人AMDAの菅波茂理事長から“災害医療の実情について~ストーマ患者対応~”についてご講演いただきます。明日からでも活用できる有意義なお話が拝聴できるものと期待しております。

 COVID-19パンデミックはまだ完全に収束しておりませんが、感染症法上の位置づけが5類となることで政府の対策も変容してくると思われます。ポストコロナ時代の到来を期待し、万全の感染対策の下に「晴れの国」岡山での現地開催を予定しております。岡山で多くの皆様にお会いできることを楽しみにしております。
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