第63回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会
中国四国支部学術大会
実行委員長 森 英樹
岡山県病院薬剤師会 会長/岡山赤十字病院 薬剤部長 |
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この度、第63回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会を2024年11月16日(土)・17日(日)の2日間、岡山市の就実大学を会場として開催させていただくことになりました。
今年のメインテーマは「未来を啓く薬学の風―臨床・教育・経営の三刀流―」とさせていただきました。これからの薬剤師は宮本武蔵の二刀流を超える三刀流で幅広く活躍しなければならないという願いからサブテーマにしました。また、『3』という数字にこだわりました。第63回である事、3団体の学会である事、三刀流の3、そして晴れの国岡山のSUNでございます。
現在薬剤師の課題は様々です。薬剤師の地域偏在をはじめ、医療DX、電子処方箋等地域に密接した活躍も期待されています。また、4月から始まる医師の働き方改革も薬剤師へのタスクシフト・タスクシェアによる薬剤師への負担をどのように対応するか、前向きに考えていかなければいけません。また、2024年診療報酬改定におきましても薬剤師の職能が少しずつですが認められつつあります。先代の先生が言われていたように、“現状維持は衰退である”の教えを守り、患者に寄り添う医療をし続けなければなりません。そのためにも大学・保険調剤薬局・病院との薬薬薬連携を密にして未来を啓いていきましょう。
晴れの国おかやまで日頃の成果を発表し、交流し臨床でそして研究で患者にフィードバックしていただければと思います。
より多くの皆様の本学術大会へのご参加を心よりお待ちしております。