第33回日本臨床工学会
ご挨拶
第33回日本臨床工学会の開催にあたり
理事長挨拶
公益社団法人日本臨床工学技士
理事長 本間 崇

 第33回日本臨床工学会は、2023年7月21日(金)・22日(土)・23日(日)の3日間、「PeaCE for innovation ~peace:無事 安心への新たな展望~」をテーマとし、広島県広島市において開催されます。担当頂きます(一社)広島県臨床工学技士会の高橋秀暢大会長をはじめ広島県臨床工学技士会の皆様のご尽力に感謝申し上げます。この学会は、当会が行う公益事業として「全国の臨床工学技士を対象にした学術技能の研鑽及び資質の向上を目的とした事業」に位置づけられております。2019年の年末から続いています新型コロナウイルス感染症は、短期的には撲滅困難であることを前提として、新たな戦略及び生活様式を模索する「withコロナ」が提案されております。このような中、イベント開催等の指針や県の開催施設のガイドラインに沿って、開催方法の検討をしてまいりました。その結果、最大限の感染対策を実施することを条件として現地での開催を行い、また出席できない会員の皆様にも学会に参加して頂くために、Webを併用し開催することに致しました。会員皆様におかれましては、今回も臨床工学会参加に際して、所属施設内での出張制限など、大変な状況であるとご推察いたしますが、引き続き皆様のご理解とご協力をお願い致します。
 さて、2021年10月1日に、医療法改正に伴い、臨床工学技士法の一部が改正され、臨床工学技士に対し、6つの業務(法律5、政令1)が新たに認められております。これらの業務を行うためには、厚生労働省が指定する告示研修の受講が必須であり、既に多くの臨床工学技士の方々が受講頂いております。今後は、各施設において新たな業務の推進が図られて行くことが求められており、今学会では、積極的な取り組み等の報告がなされると思います。
 このように社会から、臨床工学技士への期待が高まっている中で、学会が開催されることは大変有意義なことであり、新たな未来を切り開く第一歩ではないかと考えております。また、他に当会が推進している事業に対し、各委員会が企画した事業内容や、会員各位からの種々な研究成果についてご発表・討議がなされることになっております。今大会が、「無事、安心への新たな展望」のテーマに向けた方向性が示されることを確信しております。
 大きく社会が変化する困難な状況の中で、本学会にご協力を頂きます賛助会員の皆様、全国より参加頂きます会員の皆様・関係者の皆様のご理解、ご協力をお願い致します。 最後に、コロナ禍において私たち臨床工学技士は、医療を受けられる患者さんのために何が出来るかを考え、更なる診療技術の向上を目指して行きたいと考えます。重ねて当会に一層のご尽力を賜りますことをお願い申し上げると共に、多くの会員の皆様に参加して頂きます様お願い申し上げます。

2022年6月末日
学会長挨拶
一般社団法人広島県臨床工学技士会
代表理事 高橋秀暢

 この度,長き念願かなって第33回日本臨床工学会を担当する一般社団法人広島県臨床工学技士会の高橋秀暢です.会を代表してひとことご挨拶をさせていただきます.

 はじめに,日本における医療技術の実力(医療のレベル)はその多数の高度医療機器によりサポートを受けており,高度医療機器を担う臨床工学の存在やその技術は必須となりつつあると考えています.医師の働き方改革に伴うタスクシフト/シェア推進に関しては2021年1月18日に召集されて,第204回国会(常会)により,臨床工学技士法の一部が改正となりました.これにより臨床工学技士の新たな業務が4項目追加されています.そして,今回のタスクシフト/シェア推進に関してはチーム医療に携わる一員として,医師の方が行っている手技を我々にも開かれるという点が今までのものとは大きく異なっています.その結果,タスクシフト/シェア推進に関して,これまで以上に医療の安心・安全が期待され,これに応じて臨床工学技士による高度な専門性が求められています.
 一方で医療機器の専門職として我が国に臨床工学技士が誕生して34年が経過し,人命を預かる臨床工学技士には,強い使命感に裏打ちされ,その社会的なニーズに応えるべく,臨床・教育・研究活動に励んで,臨床工学技士個人は絶えまなく日頃から努力してきました.このような臨床工学技士個人に対して広島県で開催する日本臨床工学会は皆さんがイニシアティブとなる大会であり,今後のモチベーションを一層高めることが出来る大会を目指しています.
 具体的には,学会テーマ「Peace for innovation」の路線を踏襲しつつ,以下の2つの志で大会を推進したいと思います.まず始めに,安全・安心(PEACE)な機器管理や専門技術という分野において広島から新たな臨床工学像が生まれることへの期待です.前述しましたように,臨床工学技士への業務が拡大する上で,医療機器の安全を保証するだけではなく,与えられた業務の安心・安全を担保する必要があります.タスクシフト/シェア推進に対してもその業務拡大に満足するのではなく,さらなる安全・安心を追求していただきたいと思います.次に近未来技術(AI)や医工連携と調和する臨床工学への新たな技術革新です.これは臨床工学という学問では収まらない医工学連携や医療産業クラスターに挑んでゆく新たな決意です.日本の医学と工学の担い手は我々臨床工学技士です.工学の知識を医療現場へと取り入れ日本の医療技術のさらなる促進を期待したいと思います.

 最後に第33回日本臨床工学会は2023年7月21日(金)~23日(日)の3日間に「Peace for innovation ~無事・安心への新たな展望~」をメインテーマとして広島国際会議場を会場として学会を開催致します.従来の大会とは一味異なる広島色を出した特別企画やポスターセッションを計画しています.一般演題募集は今秋からを予定していますが多くの方々に応募していただき学会を盛り上げていただくようお願いいたします.第 33 回日本臨床工学会にご参加いただいた皆さまにとって有意義な大会へと結実出来るよう,一般社団法人広島県臨床工学技士会役員一同が一丸となり万全の体制で皆さまをお迎えする準備を致しております.
ぜひ多くの方々の参加をお待ちしております.

2022年6月末日
学会事務局 医療法人社団 仁友会 尾道クリニック 兼長 貴祐
〒722-0014 広島県尾道市新浜2丁目10-12
TEL:0848-25-3077
運営事務局 株式会社キョードープラス
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