第17回肝臓内視鏡外科研究会/第15回膵臓内視鏡外科研究会
ご挨拶
第17回肝臓内視鏡外科研究会
第17回肝臓内視鏡外科研究会の開催にあたり

第17回肝臓内視鏡外科研究会
当番世話人 本田 五郎

東京女子医科大学消化器病センター 消化器・一般外科 教授

 このたびは第17回肝臓内視鏡外科研究会の当番世話人を務めさせて頂き、身に余る光栄に存じます。

 肝臓手術の専門性を追求する外科医の皆さんが多数集まる本研究会は、肝臓外科のギルド的な側面をもっており、金子弘真先生と若林剛先生が中心となって導入された前向き全例登録システムが、本邦における肝臓内視鏡外科の窮地を救ったことは重要な歴史として皆さんもよくご存知のことと思います。それとともに、やはり毎年開催される定期集会で積み重ねられてきた濃密な議論と情報交換が、腹腔鏡下肝切除術の発展と安全な普及に大きく寄与してきたことは間違いないと思います。

 昨年の第16回では、板野理先生(当番世話人)の企画により、これまでの肝臓内視鏡外科の歴史を振り返りつつ、これから進むべき道や後進育成の問題など総論的な内容をメインテーマとして活発な議論が行われました。そこでこの第17回は、各論的な細かいテーマにフォーカスした企画をメインにしたいと思います。参加される皆さんには、一日を通して手術手技のコツやピットフォールに関する議論に終始して頂き、すぐに役立つ有用な情報を少しでも多く仕入れて帰って頂けるようなプログラムを準備しております。

 今年こそはコロナ禍も終息して、以前とほぼ変わらぬ形式での開催が可能になると思います。膵臓内視鏡外科研究会を主催する長崎大学移植・消化器外科の江口晋先生とともに、桃太郎のふるさと岡山で多くの皆様のご参加をお待ちしております。
第15回膵臓内視鏡外科研究会
第15回膵臓内視鏡外科研究会
当番世話人 江口 晋

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 移植・消化器外科 教授

 会員の皆様におかれましては、益々御健勝のこととお慶び申し上げます。

 この度、第15回膵臓内視鏡外科研究会を担当させていただくこととなりました。私どもは、5年前に第12回の肝臓内視鏡外科研究会を担当させていただきましたが、今回は膵臓分野も担当できることを大変光栄に感じております。膵臓内視鏡外科の発展はここ数年目覚ましく、さらには昨今のロボット手術保険収載に至ると、特に膵頭十二指腸切除などは高難度ではあるものの、まさにロボット手術の恩恵を遍く享受できるものです。そのような時期に本会の担当となりましたことを、改めて、当番世話人にご推挙いただきました関係の皆様、ならびに会員の皆様の日頃のご支援に厚く御礼を申し上げます。

 会期は2023年11月15日(水)、通年の如く日本臨床外科学会の前日・同会場の岡山コンベンションセンターで行います。膵臓内視鏡手術が広く伸びている時期にちょうどコロナが猛威を奮った感がありますが、コロナ制限も解除され、本格的な学会議論が熱く行えるものと思っております。皆様の演題登録ならびに来会を心よりお待ちしております。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
主催事務局
【肝臓】
東京女子医科大学消化器病センター
消化器・一般外科
〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1
【膵臓】
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
移植・消化器外科
〒852-8501 長崎県長崎市坂本1-7-1
運営事務局
株式会社キョードープラス
〒701-0205 岡山県岡山市南区妹尾2346-1
TEL:086-250-7681/FAX:086-250-7682
E-MAIL:jselps2023@kwcs.jp