第117回日本消化器病学会中国支部例会
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第117回日本消化器病学会
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会長挨拶
第117回日本消化器病学会中国支部例会
会長 河本 博文

川崎医科大学総合医療センター 内科部長
 第117回日本消化器病学会中国支部例会、および日本消化器病学会中国支部第33回教育講演会を令和4年6月11日および12日に岡山市の岡山コンベンションセンターで開催することにいたしました。歴史と伝統ある日本消化器病学会中国支部例会会長を支部長をはじめ諸先生方のご支援により拝命いたし大変光栄に存じています。またコロナ禍で日々ご苦労されている先生方とって有意義な学会を開けるように身を引き締めて頑張って参ります。
 まず、この度の学会のワークショップでは、癌診療にフォーカスし中国地方の先生方のがん診療(スクリーニング、診断、治療)について議論していただきたく思っています。すでに消化器癌においてはほぼ全ての癌腫に関して診療ガイドラインがありそれで充分かもしれません。しかし、それぞれの地域や施設に求められる要素からいろいろな工夫をされているものと思われますし、それを議論することで新しい視点が生まれるものと考えます。有病率を高める工夫、効率的な危険群の経過観察や発見の工夫、治療の効率化や治療後の取り組み、ゲノム医療など、施設ごとのこれまでの取り組みについて議論し日々の診療に役立つ何かをつかんでもらえるワークショップにしてみたいと思っています。もちろんワークショップですから先進的な取り組みも歓迎しますのでどうか多数の施設からの発表をお願いいたします。
 また、ワークショップに加え例年のように、特別講演、教育講演、専門医セミナー、ランチョンセミナー、エキスパートレクチャー、イーブニングセミナーを行い、消化器の全ての領域の先生方が会場から一歩も出ることなく、学会に集中できるプログラムにしてまいります。もちろん、研修医奨励賞、専修医奨励賞、一般演題は日ごろの診療や研究について発表いただき議論する学会の本分ですので、多数の発表をどうかよろしくお願いします。
 コロナ禍で先生方におかれましては診療、研究、教育で苦労している中で日々大変な思いをされていると思います。開催までには感染状況が改善され先生方と会場で会えることを祈り楽しみにしています。