第46回日本肝臓学会西部会
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山口大学大学院医学系研究科
消化器・腫瘍外科学講座
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会長挨拶
第46回日本肝臓学会西部会
会長  永野 浩昭

山口大学大学院医学系研究科 消化器・腫瘍外科学講座 教授
 2025年12月4日(木)・5日(金)、第46回日本肝臓学会西部会を山口県下関市の海峡メッセ下関、下関市生涯学習プラザにて開催させていただきます。山口大学が日本肝臓学会の西部会を開催させていただくのは、2019年に坂井田功先生(消化器内科学講座)が第43回西部会を開催されて以来、2回目となります。また、外科学講座が本会を担当させていただくのは、2007年に長崎大学外科学第二講座(現移植・消化器外科学)の兼松隆之先生が担当されて以来2回目となります。伝統ある肝臓学会西部会を担当させていただくのは大変光栄なことであり、会員の先生方にとって実りある学術集会となるよう準備させていただきたいと考えています。
 さて、本学会の使命は、肝臓学に関する研究の進歩、普及を図り、わが国における学術の発展に寄与することにあります。私にとっての肝臓病学との出会いは、研修医時代に肝癌切除後の肝不全症例に対して摘出豚肝交差透析法を施行した症例でした。そして、大阪府立成人病センター(現国際がんセンター)から帰学時に、故門田守人教授よりいただいたテーマがラット肝移植モデルを使用した移植免疫研究でした。その後は、ピッツバーグ大学やハーバード大学に留学し、帰国後は大阪大学で肝癌診療や肝移植診療に従事しました。その中で、外科医にとっての肝臓病学というのは、内科や放射線科さらには、病理学などの先生たちのご指導とご協力がないと成り立たないことを実感し、本学会で色々と勉強させていただきました。そして、肝臓病学は常に学問的課題を与えてくれるとともに、その解決のためにはいつも分野の異なる専門医との相互関係を築くことが不可欠でした。そこで今回の学術集会のテーマは、そんな自分自身の経験と想いを込めて、「つどい、かなう(集い、協う)」といたしました。
 さて、山口県は本州の西部に位置し、日本海、関門海峡、瀬戸内海に面しているエリアです。「巌流島」や「壇ノ浦」など歴史の大舞台でもあり、明治維新のゆかりの地でもあり西の京都としても有名です。また、新鮮な海産物がリーズナブルに食べられる街でもあります。自然と文化に恵まれた歴史のまち山口。教室員、同門会員、そして教室を超えて、山口でお待ちしております。会員の皆様には、是非多くの演題を応募して頂くとともに、一人でも多くのご参加をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
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