第46回 日本膵・胆管合流異常研究会
演題募集要項
演題募集期間
締め切りました。多数のご応募をありがとうございました。
募集演題内容:公募(一部指定)
1) 要望演題:戸谷分類を究める
2) 要望演題:胆道癌合併あるいは術後発癌症例の治療
3) 要望演題:術後フォローの在り方
4) 要望演題:先天性胆道拡張症手術のknack and pitfalls
5) 要望演題:先天性胆道拡張症術後のサルベージ
6) 一般演題:興味ある症例、基礎研究、その他
1) 戸谷分類は1977年、戸谷拓二先生が形態分類として Alonso-Lej分類を基に提唱されたものです。その後、胆道拡張症の分類として広く普及しましたが、膵・胆管合流異常が発見され合流異常と胆道拡張症との関連が議論され、当研究会より合流異常を合併する狭義の先天性胆道拡張症は、戸谷分類 Ia、Ic、IV-Aと定義されました。今回、症例の少ない戸谷分類 II、III、IV-B、V型や、先天性胆道拡張症で戸谷分類に迷う症例などを発表していただき、形態分類の意義を深めたいと思います。
2) 膵・胆管合流異常は胆道癌発生因と考えられます。胆道癌診断後に合流異常が判明したり、術中術後早期あるいは術後長期間経って発癌する症例など様々です。胆道癌に対する集学的治療も変遷していますが未だ良好な予後が得られているとは言い難いです。胆道癌を伴う膵・胆管合流異常症例の治療、臨床経過に関する演題を募集します。
3) 膵・胆管合流異常は術後合併症や術後胆道癌発生のリスクがあり、長期フォローが必須です。しかし、フォローを行う上でどのような検査をどの間隔で行うのが良いかのconsensusが得られていません。長期に及ぶフォローで、患者側からのdrop outも生じると思われます。長期フォローの問題点、工夫などの演題を募集します。
4) 先天性胆道拡張症の手術は、肝外胆管切除が推奨されています。最近は腹腔鏡下手術に加えロボット支援手術も行われるようになりました。しかし、開腹手術も含め肝側、膵側胆管切除や肝内胆管狭窄の処理など統一されていない手技もあります。また、決して容易な手術ではなく思わぬpitfallに遭遇することもあると思います。開腹、腹腔鏡、ロボット支援など術式にとらわれず、手術に関するコツ、工夫やpitfallに対する備えなどに関する演題を募集します。
5) 肝外胆管切除後にはいろいろな合併症(吻合部狭窄、肝内結石、遺残胆管など)を経験します。合併症に対する治療は、新しいデバイスの開発もあり変遷しています。今回、術後合併症あるいは合併症とは言えないが患者さんに生じた不具合に対して、どのように対処すべきかについて広く術後のサルベージとして発表していただき共有したいと思います。
6) 要望演題以外の膵・胆管合流異常に関する演題(興味ある症例、基礎研究など)を募集します。
応募方法
1. 演題登録・抄録原稿作成用紙フォーマット(Microsoft Wordファイル)をクリックしていただき、応募抄録原稿を作成してください。
2. 演題登録用紙に必要事項を記入していただき、抄録原稿について【1. 演題名】はMS明朝14pt、【2. 演者氏名(共同演者含む)】・【3. 所属】・【4. 研究要旨】はMS明朝10.5ptで作成してください。図表も含めて1~4の項目を2ページ以内におまとめください。抄録作成にあたっては、必ず「膵・胆管合流異常に関する用語」をご参照下さい。
3. 作成したWordファイルの演題登録・抄録原稿を運営・主催事務局メールアドレス(jspbm46@okayama-u.ac.jp)へ添付送信してください。
4. 演題受付後、受付完了メールをお送りいたします。1週間経ってもメールが届かない場合は、運営・主催事務局までメールまたは電話にてご連絡ください。
5. 演題登録・抄録原稿は募集期間の締切り前であれば修正可能です。修正された場合は「抄録修正」であることを明記して、再度添付送信してください。
学会発表について
発表形式、発表順等は会長に一任とさせていただきます。詳細につきましては、7月中旬頃に改めてご連絡を差し上げます。
お問い合わせ
運営・主催事務局
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 消化器外科学・小児外科
〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL:086-235-7257 FAX:086-221-8775
E-mail:jspbm46@okayama-u.ac.jp
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