第66回日本生殖医学会学術講演会・総会
大会・学会の参加者様へ
会長挨拶
第66 回  日本生殖医学会学術講演会・総会を開催するにあたって

第66回日本生殖医学会学術講演会・総会
会長 原田 省
鳥取大学医学部附属病院 病院長
 第66回日本生殖医学会を鳥取大学で主催させて頂きますことを誠に光栄に存じます。
 学会のテーマは“Towards A Sustainable Reproductive Medicine”としました。我が国での生殖医療や生殖医学研究は世界に冠たる発展を遂げてきました。今私達に求められていることは、この技術や研究をいかに次世代に伝えるかということや、新型コロナ感染や災害などの危機をいかに乗り越える体制を整備できるかということでしょう。このような視点から、生殖医学分野の研究と医療の未来へのSustainabilityを考えて教育講演やシンポジウムを構成しました。
 生殖医療の社会的な側面として注目されるのは、令和2年12月に生殖補助医療により生まれた子の親子関係に関する民法の特例に関する法律が成立したことです。これに先立って、本会では提供配偶子を用いる生殖医療の提言を改訂しました。わが国で提供配偶子を用いた生殖医療が適切に行われていくための課題解決や指針となるような教育講演やシンポジウムを組みました。また、不妊治療の保険適用が目前に迫っています。この問題についても、シンポジウムを企画して現実的な討論がなされることを期待しています。
 特別企画としては、テレビでお馴染みの討論番組の出演者に登場していただいて、産婦人科医療や不妊治療について熱く意見を戦わせてもらいます。ぜひお楽しみにしていただきたいと思います。
 新型コロナウイルス感染の第5波が猛威を振るう中、多くの学会が現地開催をやめてWEBやハイブリッド開催に変更しています。やっと我が国のワクチン接種率も50%を超えて、日々の陽性者数も減少してきました(2021年9月末)。本会は、現地開催とWEBのハイブリッド開催(後日オンデマンド配信)とします。幸い鳥取県は全国でも感染者数が最も少ない県の一つです。PCR検査や感染対策を徹底して、希望される会員の皆様を現地にお迎えしたいと思っております。鳥取大学医学部のある米子市は西日本最高峰の大山と日本海を有して、風光明媚な観光地です。参加の皆さまに山陰の美しい風景や素朴な人々に接して頂いて、自然豊かな食材を楽しんで頂けたらと存じます。
米子へのお越しを心からお待ちしております。
日本新薬株式会社
ゲルべ・ジャパン株式会社
株式会社アイケン
システムロード株式会社
つばきウイメンズクリニック
BAYS株式会社
株式会社ムトウ
コヴィディエンジャパン株式会社
主催事務局 | 鳥取大学医学部産科婦人科学分野 〒683-8504 鳥取県米子市西町36-1 TEL 0859-38-6647 FAX 0859-38-6649
運営事務局 | 株式会社キョードープラス 〒701-0205 岡山市南区妹尾2346-1 TEL 086-250-7681 FAX 086-250-7682 E-mail jsrm2021@kwcs.jp