イブニングセッション コーディネーターの募集
「イブニングセッション-臨床イノベーションのための挑戦-」
第133回学術大会では第123回学術大会から行われたイブニングセッションの主旨を引き継ぎ,今後の補綴歯科学会会員の研究戦略を具体的に導き出すため,またより良い補綴歯科医療実現のため,若手研究者・臨床家イブニングセッションを開催します.これは,優秀な若手研究者や臨床家から発せられる自発的な研究・教育的企画により,学会活動の活性化を図るものです.これにより,若手会員が臨床イノベーションに貢献し,近い将来,世界に伍する研究者および医療提供者となって,世界の歯科補綴学分野をリードすることを期待します.
従いまして,採択者には自らの研究・臨床を基に,その成果と将来の展望,夢を語ってもらい,同じ領域の研究・臨床に従事する,もしくは志す会員間の議論をコーディネートしていただきたいと思います.イブニングセッションの概要および応募要領は下記の通りです.若手会員等に周知していただき,奮って応募いただくようにお願いします.
イブニングセッションの概要および応募要領
開催日時:令和6年7月6日(土)夕刻
セッションテーマ
● 研究
Biology / TMD / ブラキシズム / 睡眠時無呼吸症候群 / 脳機能 / 再生医療 / 咀嚼能率検査法 / 生体材料 / インプラント / CAD/CAM / 咬合と全身 / 臨床疫学 / 教育 / 摂食嚥下機能 / 接着歯学 / その他
● 臨床
全部床義歯(印象・咬合採得・人工歯排列) / 部分床義歯(設計・印象採得) / クラウンブリッジ(支台歯形成・印象) / 咬合調整 / 接着の臨床応用 / インプラント / 咬合感覚異常症 / 審美歯科 / 顎顔面補綴 / 義歯リライン・リベース / 摂食嚥下障害への対応 /その他
実施要領
応募された企画から,4〜6演題(予定)のイブニングセッションを学術委員会が選定します.選定された企画のコーディネーターはセッションの最初に10分間程度のフォーカスプレゼンテーション(現状と問題提起)をしていただき,その後の討論の座長を務めていただきます.また,コーディネーターもしくは学術委員会により推薦組織された参加者数名による各5分間程度の発表も行います.参加者の共同企画によって結果が広く会員の研究計画や臨床向上に資するような討論を期待します.参加者が胸襟を開き,自由かつ活発に討論することができるように,少人数でも実施します.各分野のエキスパート1名がオブザーバー・ファシリテーターとして参加する予定ですが,基本的に議論には参加せず,必要に応じてアドバイスする程度にとどめます.
応募資格
公益社団法人日本補綴歯科学会若手会員
(年齢については特に具体的な制限は設けません)
応募方法
選考方法
基本的には各セッションテーマに関する研究実績や応募用紙に記載された内容を基に学術委員会で決定します.ただし,実績がなくても将来性がある研究や治療を実施しているなど,必ずしも実績のみに基づかない選考結果となる可能性もあります.なお,採択者は通常のシンポジウムにおけるシンポジストと同等の実績とみなしていただいて結構です.
臨床コンペティション募集
「歯科医師と歯科技工士の連携による審美補綴への挑戦」
演題募集について
臨床コンペティションは昨年度から始まった公募コンペティション企画です.第133回学術大会では,「審美補綴への挑戦」と題し,歯科医師と歯科技工士の連携による,周到な診断から綿密な治療計画,創意工夫,そしてそれを具現化する匠の技による治療成果をご発表いただきます.若手会員が実学としての補綴歯科を再認識し,さらに補綴歯科専門医を目指す契機になることを期待します.臨床コンペティションの概要および応募要領は下記の通りです.広く会員ならびに歯科技工士等に周知していただき,奮って応募いただくようにお願いします.
開催日時
令和6年7月7日(日)午後
公募テーマ
歯科医師と歯科技工士の連携による審美補綴への挑戦
応募資格
公益社団法人日本補綴歯科学会会員もしくは準会員
応募用紙に必要事項を記入の上,2024年1月26日(金)までに,件名を「臨床コンペティション申し込み」として,下記宛に応募してください.
選考方法
応募多数の場合には,応募用紙に記載された内容を基に学術委員会で4〜6演題を選考します.なお,採択者は通常のシンポジウムにおけるシンポジストと同等の実績とみなしていただくことができます.